横浜市長選で温暖化対策を掲げているのは・・・・

カジノ誘致がメイン争点? 今住んでいるのが横浜市なのですが、今日は横浜市長選の日。 今回の選挙は、現職の林氏に対して、伊藤ひろたか氏、長島一由氏が挑戦する形になっており、主な選挙争点は、カジノの誘致の是非みたいです。 gendai.ismedia.jp 駅前の…

John Oliver 氏、見事に訴えられる

昨日、John Oliver氏のLast Week Tonight を記事でとりあげたのですが、その後、John Oliver氏は、その動画の中で批判していた石炭企業に、見事に(?)訴えられたようです。 番組の中でも「訴えられると思うけど」とは言ってましたが、本当に訴えられるとは…

トランプ政権下の石炭政策および石炭産業についての風刺コメディアン動画(※英語)

最近、私が好きでよく見ている動画に、アメリカのトークショー番組で、Last Week Tonight with John Oliver というのがあります。名前の通り、ジョン・オリバーさんという風刺コメディアンの方が、その時々の話題を取り上げて、解説者っぽく、でも皮肉とユー…

BNEFによる2017年版のエネルギー見通し

BNEF New Energy Outlook 2017 民間会社のエネルギー需給の見通しとして、最近徐々に知名度を得てきたものとして、ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス(Bloomberg New Energy Finance; BNEF)によるNew Energy Outlook がありますが、それの201…

トランプ大統領のパリ協定離脱宣言のヒドさと凄さ

トランプ大統領のスピーチはひどかった すごい久々の投稿です。 6月1日の米トランプ大統領によるパリ協定の離脱宣言は、半ば予想されたこととは言え、がっかりでした。 President Trump Makes a Statement Regarding the Paris Accord | whitehouse.gov 離脱…

「尊厳ある移住」という言葉を使わせるということ

今日は気候ネットワークのイベントで、水道橋の近くの会場へ。 冒頭で講演をされたキリバス共和国名誉領事ケンタロ・オノさんのお話が迫力ありました。元々は日本人で、キリバスに帰化されたということで、こういう現場感のある話を日本語で聞けるというのは…

アメリカ・インドの共同声明

なんだか相当久しぶりな記事になってしましました。 昨年末に、歴史的なパリ協定が採択されて、国際的な気候変動対策はかなり大きなうねりがあるわけですが、目下、多くの人の関心はそのパリ協定がいつ発効するのか、ということに集まっているようです。 昨…

北極に関するシンポに出てみて

北極に関するシンポジウム 今日は、「北極温暖化の実態と影響」というイベントに行ってきました。 個々のお話は面白く、勉強になるところが多かったのですが、会場からの質問や、パネルディスカッションのモデレーターの方からの質問に対する諸回答が煮え切…

先日の国際世論調査データの可視化

前回のエントリーで取り上げたPew Reserch Center の世論調査について、英紙The Guardian がデータの可視化をしています。 The Guardian: Global threat interactive: What's the world scared of? へえ、こんな方法があったかと感心させられます。

国産世論調査で、気候変動が一番の脅威として認識される

ニュースをチェックしていて、下記の時事の記事を見つけました。 時事ドットコム「気候変動と「イスラム国」、世界の主要な心配事に 米調査」 元ネタは、Pew Research Centerによる国際的な世論調査です。 Pew Research Center: "Climate Change Seen as Top…

排出量データの可視化

最近、色々複雑なデータをどうやって可視化するのかということに関心があります。今日も、WRI (World Resources Instiute) のウェブサイトを用事があって、あさっていたら、下記のインタラクティブなグラフを見つけました。 うまくできてますよねえ。ちょっ…

6割の国が目標案を提出して・・・

6割出した 2010年の世界の排出量の割合にして、約6割を占める国々が、INDCを提出しました。INDCとは、2025年や2030年を射程とした気候変動(温暖化)対策の目標のことです。出した国々の中には、アメリカ、EU、中国が含まれます。日本は、すでに国内で色々報…

約束草案の要綱案

日本のINDCの案が今日の審議会で提示されました。 産業構造審議会 産業技術環境分科会 地球環境小委員会 約束草案検討ワーキンググループ中央環境審議会地球環境部会2020年以降の地球温暖化対策検討小委員会合同会合(第7回)‐配布資料 2030年までに、温室効…

COP21・パリ合意へ向けた国別目標案(INDC)一覧

12月のCOP21、パリ合意へ向けて、各国がINDC (Intended Nationally Determined Contributions)の提出を始めています。現時点までで、8つの国・地域(EUを含むので)が提出しました。INDCは、日本語では「約束草案」とか「国別目標案」などと訳します。政府…

エネルギーミックスの数字

今年に入ってから開催されていた経産省資源エネルギー庁の下での、いわゆる「エネルギーミックス」に関する案が公開されました。下記の審議会配布資料の中にある「骨子案」というのがそれです。 総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会 長期エネルギー需給…

安倍首相の施政方針演説

今更なんですが、安倍首相の施政方針演説での気候変動・エネルギー関連部分をチェック。ほとんど自分のための備忘録に近いですが。(エネルギー市場改革)電力システム改革も、いよいよ最終段階に入ります。電力市場の基盤インフラである送配電ネットワーク…

ADP2.8が2月8日〜13日に開催

今年も気が向いたときだけしか書けないでしょうけど、ぼちぼちと。 ADPの開始 昨年のペルー・リマでのCOP20の決定を受け、いよいよ今年最初の国連気候変動会議(ADP)が始まります。今回はスイス・ジュネーブで、2月8日〜13日の開催予定です。相変わらず、い…

BASIC閣僚会議の結果

BASIC閣僚会議 気候変動に関する国際交渉で出てくるグループの1つに、BASICというのがあります。メンバーであるブラジル、南アフリカ、インド、中国の頭文字をとった名前で、途上国の中でも成長が著しい、リーダー的な存在の国々のグループです。 そのBASIC…

気象庁の『気候変動監視レポート2013』の発表

恒例の報告書 気象庁が今年度版の『気候変動監視レポート』を7月31日に発表しました。 気象庁:「気候変動監視レポート2013」の公表について 気象庁:気候変動監視レポート この報告書は、ここ何年かは毎年発行されている報告書で、世界と日本の気候の状態や…

環境NGOによるボン会議の報告のまとめ

NGOによる報告 1ヶ月以上経ってしまいましたので、ちょっと今更な感じもしますが、そういえばまだ紹介してなかったので、日本の環境NGOによるボン会議のまとめをご紹介。まずは、文書として用意されているもの。 WWFジャパン:2014年 国連気候変動ボン会議(…

2050低炭素ナビ(日本版2050パスウェイ・カルキュレーター)

先日、低炭素ナビ2050っていう、オンラインで操作できる簡易シミュレーターの発表会に行ってきました。 2050低炭素ナビ(日本版2050パスウェイ・カルキュレーター) ウェブ上で操作できるウェブ版と、Excelファイルをダウンロードして操作する2つのバージョ…

気候サミット2014へのオバマ大統領と習近平総書記の参加?

気候”サミット” 今年9月23日に、潘基文国連事務総長の主催で気候サミット2014(Climate Summit 2014)が開催されます。 これは、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)に基づいて、継続的に開催をされている締約国会議(COP)などの会議とは別で、言ってみれば一過…

太陽と温暖化

Skeptical Science Skeptical Scienceというウェブサイトがあります。気候変動(温暖化)の科学について解説しているウェブサイトで、特に懐疑論と言われる議論でよく出てきそうな議論について、1つ1つ、丁寧に解説をしているウェブサイトです。色々な国の研…

気候変動ドキュメンタリー:Years of Living Dangerously

ジェームズ・キャメロン監督 仕事で関係してもらっている人から教えてもらったドキュメンタリーです。 Years of Living Dangerously 米テレビ局のShowtimeが作成したものです。ハリソン・フォード、ドン・チードルやトーマス・フリードマンなどの著名ジャー…

6月は最も暑かった?

気象庁の世界と日本の気温データ 関東では暑い日々が続きますが、気象庁によると先月(6月)は、1891年の統計開始以降、最も暑い6月だったようです。2014年6月の世界の月平均気温(陸域における地表付近の気温と海面水温の平均)の1981〜2010年平均基準にお…

ニューズウィークの温暖化特集に寄せて

最近、ちょっと嬉しいことがありました。 今週号(2014年7月22日号)のニューズウィークは「温暖化の暴走」という特集で、世界各地での温暖化影響のレポートが主でした。2℃を超える温暖化によってどんなことが期待されるかについて、やや煽り気味ながら(笑…

ドイツでの前進、オーストラリアでの後退

メルケル独首相は再びやる気になったのか? 2010年から開始され、今年で5回目の開催となる「ピーターズブルク気候対話」(2014年7月14・15日;ドイツ・ベルリン開催)において、メルケル首相が行ったスピーチが注目を集めています。 そのスピーチの中で、メ…

気候変動/温暖化問題の盛り下がり?

仕事で環境に携わる人たちと話をしていると、ここ何年かの傾向として、あきらかに気候変動/温暖化問題への関心が下がってますよね〜という話が出ます。 これは、日本国内では如実にそうですが、他の国のNGOメンバーと喋っていてもそうです。国際的には、こ…

IPCC第5次評価報告書第2作業部会報告書の発表

3月31日(月)、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の第5次評価報告書の第2作業部会の報告書が発表されました。 政策決定者向けの要約 報告書本体 いずれも最終の編集・校正作業が終わる前のもののため、リンクのURLはいずれ変わります。今回の第2作業…

政府審議会のペースが遅い

先週19日と今週24日に、それぞれ、温暖化とエネルギーに関する審議会が開催されまいた。前者は、正式には、 産産業構造審議会 産業技術環境分科会 地球環境小委員会、中央環境審議会 地球環境部会 合同会合(第36回) というやつで、環境省と経済産業省の合…

6月の国連気候変動ボン会議に関するNGO報告

ふと思い出したように更新。もう既に1ヶ月以上たってしまいましたが、6月3日〜14日に国連気候変動会議が開催されてました。政府による「結果概要」は下記。 国連気候変動枠組条約に関する特別作業部会及び補助機関会合(結果概要)(2013年6月14日) IISDに…

安保理と気候変動

先日の安保理会合は、日本にとっては当然北朝鮮問題が注目の話題だったわけですが、実は、その脇で気候変動の話題も採り上げられました(2月15日)。といっても、安保理の正式な話題として採り上げられたのではなく、イギリスおよびパキスタンの呼びかけでも…

京都議定書の記念日と移行期に

今日は、あまり知られていないと思いますが、8年前の今日、京都議定書が発効しました。そして、今年は同時に、京都議定書の第1約束期間から第2約束期間への移行期の年でもあります。京都議定書が持った意義は、単に先進国に排出量削減目標を課したというだけ…

バンコク会議が終わったようだ

今年2回目の国連気候変動会議として開催されていたバンコク会合が先ほど終了したようだ。今回は、8月30日〜9月5日までの1週間という短い会合だった。 具体的には、ダーバン・プラットフォーム特別作業部会(ADP)、国連気候変動枠組条約の特別作業部会(AWG …

今日のFT:Appleが労働環境改善を約束したが

一Appleファンとして、最近気になっていたのが、iPhoneなどを製造する中国の下請け工場が、労働者を過酷かつ危険な環境下で働かせているとの告発があったことだ。スティーブ・ジョブス氏の功績もあり、世界で最も成功した企業となりつつあるAppleの醜聞だけ…

今日のFT:アメリカEPAの発電所対策

アメリカのEPAが新規発電所に関する排出基準を設定したらしい。 FT: EPA seeks strict limits on coal plants 新規の発電所に限った対策らしいのだが、面白い動向だ。アメリカでは、この前の選挙で議会構成が変わる前までは、キャップ&トレード型の排出量取…

今週の日経ビジネス:イケア

今週の日経ビジネスは、第1特集がデフレの話で、第2特集がイケアについてだった。デフレの話も面白かったのだけれど、個人的にはイケアの話の方がより面白かった。 日経ビジネス:イケアの秘密 揺るぎない究極の理念経営 意外だったのは、イケアは上場会社じ…

国じゃない「グループ」との対話の重要性

TEDをなんとなく見ていたら非常に興味深いスピーチがあった。Jonas Gahr Støre: In defense of dialogue15分程度のスピーチなので、英語が分る方は是非見て欲しい。本体のサイトの方にいけば原稿もあるし。ノルウェーの外相ヨーナス・ガール・ストーレ氏によ…

今日のFT:エルピーダ・メモリ

FTの名物コラムであるLEXがエルピーダについて取り上げていた。 Elpida: Japan’s memory loss DRAM業界全体の設備過剰気味の傾向に改めて警鐘を鳴らすとともに、エルピーダそのものの今後については、業界2位と3位の韓国Hynixと米国Micronで分割するのがよい…

高い化石燃料価格が世界経済を圧迫する?

石油を始めとする化石燃料価格が高い、というのは、もはやニュースではなくなっているが、仮にこのままの傾向が続けば、世界全体の景気動向に影響がでるかもしれないと、IEAの専門家が警告したとのこと。 FT.com - Soaring oil prices risk recession 記事は…

堀正岳 中牟田洋子 高谷宏記 『モレスキン:人生を入れる61の使い方』 ダイヤモンド社 2011年

モレスキン 人生を入れる61の使い方作者: 堀正岳,中牟田洋子,高谷宏記出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2011/09/09メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 490回この商品を含むブログ (30件) を見る日々の生活や仕事、あるいは読書の中…

伊坂幸太郎 『モダンタイムス』 講談社文庫 2011年

モダンタイムス(上) (講談社文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/10/14メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 75回この商品を含むブログ (108件) を見るモダンタイムス(下) (講談社文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: …

柔軟性メカニズムをめぐる国連交渉について

再度、勉強し始める必要が 震災後、仕事の中でエネルギー政策関連に割く時間が多くなったので、気候変動の国連交渉について割いている時間が相対的に少なくなってしまった。自分がこれまで担当としてやってきた柔軟性メカニズムをめぐる国連交渉のフォローも…

涼しくなったと思ったらまた蒸し暑くなった

村上春樹氏のカタルーニャ国際賞スピーチ:原子力発電に代わる有効なエネルギー開発を

スペインのカタルーニャ国際賞授賞式で、受賞に際して村上春樹氏が行ったスピーチがちょっとしたニュースになっている。今回の震災および東京電力福島第一原子力発電所事故について言及し、我々日本人は核に対する「ノー」を叫び続けるべきだった。それが僕…

IPCCの再生可能エネルギーに関する特別報告書の図表

5月9日に、IPCCが再生可能エネルギーに関する特別報告書の「政策決定者向けの要約」を公表した。5年程度の間隔で、その時々の気候変動に関する科学の集大成として出される「評価報告書」を「本編」とすれば、この特別報告書はいわば「番外編」とも言える。過…

CO2排出量や温室効果ガス排出量の統計

温室効果ガス(CO2)排出量の統計について意外と解説が少ないので、ちょっと書いてみる気になった。まず、どの統計も、CO2という1種類のガスのみの話をしているのか、それとも温室効果ガス全種類(通常はCO2も含めて6種類)の話をしているのか、少し注意をす…

来週からボン会議

来週月曜日から2週間、今年2回目の国連気候変動会議が、ドイツ・ボンで始まる。前回は4月にタイ・バンコクで開催されたが、その際は、昨年末のCOP16・COPMOP6(メキシコ・カンクン)での建設的な雰囲気はどこへやら。かなり険悪な対立ムードのまま会議は終わ…

【転載】 地震・原発災害での太陽光発電の活用のすすめ

有益な情報を頂いたので、以下全文引用です。発信人の太陽光発電所ネットワーク(PV-Net)さんは、普段から太陽光発電の普及に尽力されているNGOです。東日本大震災は一挙に「日本沈没」と表現される状況を示しています。 一刻もの人命救助と安心な生活の確…

菅首相の施政方針演説の中での気候変動(温暖化)対策

今日から国会が始まった。施政方針演説*1で、菅さん、気候変動について何かいうかなーという淡い期待を抱きつつも、仕事中にチェックすることが出来なかったので、ネットで探したら、 時事ドットコムに全文が載っていた。ザーッと全体を眺めてみたけど、ごく…