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映画『20世紀少年 第2章 最後の希望』

原作の熱烈なファンというわけではないのだけれど、3部作で公開されるという気合いの入れ方が気になって、第1章も映画館で見て、昨日、第2章を映画館で見てきた。

1月31日公開だったので、もう3週間たっており、映画館も比較的空いていた。

原作が、色々なストーリーが複数同時に進む形式をとっているので、映画化はけっこう大変なのではと思っていたが、前回の第1章はまあまあだった。原作を読んだことが無い人でも、辛うじてなんとかストーリーについて行けるのではないかと思った。

しかし、今作はちと厳しい感じがした。あまりにも、エピソードからエピソードへとぽんぽん飛びすぎだ。

これ、単品の映画として、原作の知識無しに観て意味が分かるんだろうか?原作を買わせるために、あえて分からなく作っているかなと疑いたくなるくらい難しいと思った。

原作を読んでいるという前提であれば、原作の非常に多くの登場人物を誰が演じるのかを見ることにある種の楽しさがあるし、原作との違いなども思い浮かべながら観るという楽しみ方もある。

今作では、高須を演じる小池栄子のはじけっぷりが印象的だった。これまで観たことない女優さんだが、小泉響子を演じる木南晴夏は、おどろき顔がかなり漫画そっくりだったし、イメージぴったりだった。あとは、似ているわけではないのだけれど、遠藤カンナ役の平愛梨という女優さんも、けっこう頑張っていたと思う。ケンヂとカンナの関係は、このお話でもっとも大事な軸の1つだと思うので、大事な役だ。

でも、映画としてみると、次から次へと移り変わってしまう話に、最後の方は観ていてやや疲れてしまった。

それでもこの作品がなんとなく魅力があるのは、さして能力があるわけでもない平凡な一般市民だった人たちが、それぞれに頑張って、社会的に絶望的な状況の中、巨大な敵に立ち向かっていく姿に、希望が見えるからかも知れない。