日本の中期目標の発表

今日の18時に、温室効果ガス排出量削減に関する、日本政府としての中期目標の発表がある。2020年までに何パーセントの排出量を削減するつもりがあるか、ということの発表である。

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発表は、総理の記者会見という形で行われ、NHKで生中継される予定だ。

報道では、日本政府は、基準年を1990年から2005年に移すことを主張し、2005年比で14%削減という目標になるようだ。

日本は京都議定書の基準年である1990年から排出量を増やしているので、2005年比にすると数字が大きく見える。

議定書と同じ1990年比でみれば、7%削減ということになる。

京都議定書での日本の目標は6%削減である。この数字は、森林吸収源および京都メカニズムの利用を含むので、単純な比較はできない、とよくいわれるが、それは国内の議論であり、そうだとしても数字の小ささは否めない。

個人的には、これでは不十分と思うのだが、はてさて、どうなることやら。