Carbon Markets Asia のためにクアラルンプールへ

初のクアラルンプール

明日から2日間の日程で開催される「Carbon Markets Asia」というイベントのために、今日からクアラルンプールに来ている。通常、この手のビジネス向けイベントには、うちのようなNGOあんまり招待はされないし行きたいとも思わないのだが、いくつかの事情から招待され、参加してみたいと思ったので来ることになった。

実は、マレーシアもクアラルンプールも来るのは初めてなので、どんなところなのだろうかとちょっと期待しながら来た。

会場および現在宿泊しているホテルはMelia Kuala Lumpurというところ。結構良い場所だ。

Melia Kuala Lumpur

マレーシア国際空港からホテルまでの道のり

マレーシア国際空港*1から、KL Sentral*2まで、KLIA Ekspres*3にて出てから、モノレールでImbaという駅まで乗り継いできた。空港から、迷った時間を除けば1時間くらいでつける距離だった。

どこで迷ったのかというと、KL Sentral という駅でモノレールに乗り換える地点だ。

KL Sentral というのは、その名の通り中央駅で、色々な交通機関が乗り入れている。ただし、事前に『地球の歩き方』を読んで、他の交通機関と違ってモノレールだけは同じ駅名でも、同じ構内にはなく、ちょっと歩かねばならないというのは知っていた。

今回は滞在期間が短いので荷物も軽いから、まあ大丈夫だろと思ってうろうろしてみたが、それらしいものが見つからない。標識のある通りに、グランド・フロアのバス停の辺りを少し入口へ通じそうな道でもないかと思って探してみたのだが、なんだか違いそうだったので「やっぱタクるしかないかな」と思い始めていた。

折しも、じめじめとしたこういう地域特有の、肌に纏わりつくような暑さに少し辟易しはじめていた所だったのだが、一端、元のKL Sentral の駅に戻って地図を見てみると、たしかにバス停の辺りをずんずんと歩いて、大きく回って行かないとモノレールの駅には行けないことが判明。そうかそうかと思いながら、モノレールの駅へ。

駅のシステムは、ニューヨークの地下鉄を少し彷彿とさせるような感じで、それほど違和感なく行ける。町中の主要な交通手段はLRTのようだが、今回は滞在中に載る機会があるか微妙だ。

晩飯

ホテルについたのが夕方だったので、散歩がてら晩飯を食いに少しとぼとぼ歩いた。

ホテルの目の前がTimes Square という、どこかで聞いたことがある名前(しかも色々な場所で)の巨大なショッピングモールだったので、その中をとりあえずは歩いてみた。

でも、晩飯を食えそうな場所はなかったので、再び外へ。『地球の歩き方』に載っていた情報を思い出しながら「たしかあっちに店があったはず」と東へ少し行くと、載っていたお店が確かにあった。

そこはパクテー(肉骨茶)という中華料理のお店なのだが、レストランというよりは、大衆食堂みたいな感じの場所だった。

そこで、最もシンプルなオリジナル・パクテーなるものと、白飯、菊花茶を頼んでみる。

パクテー

パクテーは、漢方薬で煮込んだ豚肉で、独特の薬草くさい風味がある。一緒に出されたトウガラシをちょっとだけ入れたのだが、これがエラく辛くてしにそうになった。おまけに、パクテーは、最初はおいしいのだが、あとから、特有の風味がちょっとしつこくなってきて、段々胸焼けがしてくる感じがした。しかも、私が頼んだパクテーは肉ばっかりで野菜は青ネギみたいのがちょっとちらしてあるだけだったし。

周りを見てみると、どうやら、そもそもこれは一人で食べる料理ではないらしい。みんなで鍋のように囲みながら、味の付いたご飯などと一緒に食べるというのがスタイルのようだ。

いや、別に遊びに来ているわけじゃないんだが

ホテルに帰ってきてからは、インターネットにつないで、メールの処理。
今日、一日を移動時間に使っただけでも、結構メールは溜まるもんだ。メールの返事を書いているだけで、結構な時間が経ってしまう。

私がプレゼンをするのは明後日なので、明日は一日、他のお客さんと一緒に話を聞いたり、ネットワーキングにいそしんだりしたりしていればいいのだが、どんな感じの会議になるのか、ちょっと楽しみでもある。

*1:ここは実は黒川紀章氏がデザインしたらしい

*2:タイポではない。本当にCentral ではなく、Sentralと書くらしい。Singlishみたいなものかな。

*3:同上。