ボリビアが気候変動に関する国際会議を開催?

ちょっと前のエントリーで、コペンハーゲン会議の結果について書いた。その時、注目すべき動向として、ベネズエラボリビア等のALBA諸国の動向というのにちょっと触れた。

そのボリビアが、気候変動に関する“オルタナティブ”な国際会議を開催するというニュースが流れていた。

今年4月20〜22日の日程で、ボリビアのコチャバンバで開催するそうだ。

政府代表団の他、先住民(indigenous people)グループ、環境活動家、社会運動家、科学者等も招くそうだ。

短い記事なので、細かいことは分からないが、ボリビアのエボ・ボラレス大統領は、資本主義・帝国主義に対する反発を思想的に強く持っている方のようで、今回の会議は、コペンハーゲン会議に対するアンチテーゼのような側面があるみたいだ。

ボリビアや、ベネズエラ等のALBA諸国の考え方を、もう少し理解しておきたい気もしてきた。コペンハーゲンに来ていた政府代表も、「パチャマンマ」(母なる大地(地球)の意)の思想をしきりに強調しており、正直、やや浮いている感があったのを覚えているが、まずは理解することも大事だ。