歴史的な数日間

多分、ここ数日間のアメリカの議会・上院の動向は、歴史的にも重要な 数日間になるだろう。

今日(月曜日)に発表される予定だった気候・エネルギー政策法案のついて、共同提案者になる予定だった共和党議員Grahamが、民主党が移民政策法案を優先させる方針を変えなければ、共同提案者から降りると言い出したからである。

これにより、今日の発表は延期されることになった。

共和党からの共同提案者を得ることは、この法案が成立するためには必要不可欠な条件と見られているため、このニュースは非常に大きな意味を持つ。

Graham議員が理由にした移民政策は、共和党と民主党の間で対立のある伝統的な問題。共和党議員としては、気候・エネルギー法案をテコに・・・という部分もあったのかもしれないが、アメリカのリベラル派の気候変動関係のブログであるClimate Progressは、Graham議員よりみむしろこのタイミングで移民政策を優先する政権に対してやや批判的である。

さてどうなるか。