2050低炭素ナビ(日本版2050パスウェイ・カルキュレーター)

先日、低炭素ナビ2050っていう、オンラインで操作できる簡易シミュレーターの発表会に行ってきました。

ウェブ上で操作できるウェブ版と、Excelファイルをダウンロードして操作する2つのバージョンがあるんですが、どちらも基本的な中身は同じです。

何ができるかっていうと、エネルギーの需要側と供給側に関する想定をそれぞれいくつか選ぶと、自動的に排出量の経路が描かれて、それが2050年時点でどくらいの温室効果ガス排出量削減につながるのかを計算してくれるというもの。

需要側・供給側の選択肢で選べるものが、わりあいと絞られているので、NGOが出しているようなシナリオをこのカルキュレーター上で再現するのは無理ですが、それでも、いくつかの選択肢をちょちょいと選ぶだけで、どんな感じになるのかが計算されるというのは、ツールとしては面白いですね。

どこのどんな想定が、どんな感じで効いてくるのかを知る上でも。

いじってみた想定とその計算結果は、シェアすることもできるようになってます。

ツールとして、こうしてオンラインで作業できる、っていうのは、これからの時代は必要な要素かもしれません。ひょっとしたら、政策議論参加にとっても大事な手法になるかも。