横浜市長選で温暖化対策を掲げているのは・・・・

カジノ誘致がメイン争点?

今住んでいるのが横浜市なのですが、今日は横浜市長選の日。

今回の選挙は、現職の林氏に対して、伊藤ひろたか氏、長島一由氏が挑戦する形になっており、主な選挙争点は、カジノの誘致の是非みたいです。

gendai.ismedia.jp

駅前の演説では、対立候補の一人の伊藤氏はすごく中学校給食を押してました。

私個人としては、もちろん、気候変動(温暖化)対策に関心があるので、それで比較してみました。もちろん、それだけで地域の自治体の首長を選ぶというわけにもいかんのでしょうが、そういう視点で選ぶ選挙民がいないと、温暖化対策も進まんと思うので、ここはあえて。

言及しているのは現職の林氏のみ?!

過去の発言まで遡ってきちんと調べたわけではないのですが、言及しているのは林文子氏だけというお寒い状況でした。

林文子氏

www.hayashifumiko.com

林氏は、政策集の中で「エネルギー・環境・みどり」という項目を立て、その中で、「地球温暖化対策の更なる強化をはかり、国内外の都市を牽引していきます」と述べ、家庭部門の対策、スマートシティ等のエネルギー施策、普及啓発をやっていくとういいことを書いていますね。ちょっとお役人が書いた文章っぽいのが気になりますが、それだけに内容として、手堅い印象は受けます。まあ、これまでの政策があるからなんでしょうが。

伊藤ひろたか氏

hiro-chan.net

伊藤氏は、政策案の中で、「緑の保全を基本としたまちづくりの推進」と書いていたり、「SDGsを活用し、都市の更なる発展 を目指す」と書いていたりして、多少、ざっくりとした意識があることはうかがえるものの、具体的な言及はありません。やはり、一番の押しは中学校給食のようです。

長島一由

項目として、「市民の側に立つ環境保全」という項目をたてつつ、カジノののための土地提供は行うべきでない、という議論を展開しています。この辺は、池子問題を抱える逗子市の経験が生きてるのかもしれませんね。が、気候変動・温暖化対策への言及はゼロ。政策に関する記述は、3候補の中で最も丁寧なので残念です。

さて・・・低い投票率

go2senkyo.com

とまあ、温暖化対策だけを見ると、割合とはっきり出てしまうのですが、どうしたもんですかね。個人的にはカジノなんていらんと思うので、微妙なところ。

それにしても、気になるのは前回の投票率は29%だったそうで。低いですよね!?

大丈夫か、横浜市