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Sony α550のRAWファイルがApertureで読み込めなくなったことへの対応

カメラ・写真

事情があって、カメラをこれまで使っていたソニーα100からα550へと換えた。

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そしたら、今まで、普通にApertureで直接読み込めていた写真ファイル(RAW形式)が、サポートされていないフォーマットとやらになり、読みこめるけれども表示できなくなってしまった。

RAW形式は名前の通り、カメラが作った“生”のファイルなので各社によって仕様が違う。Apertureは、だいだいのメーカーの形式には対応しているが、中には対応していないものもあるようだ。

α550は、2009年11月に発売された比較的新しいモデルなので、まだ対応が追いついていないだけかもしれない。しかし、ファイル形式はそれ以前に出ていたモデル(α380とかから)そんなに頻繁に変えているとは思えないので、ある地点からサポートしなくなってしまったのかもしれない。

これは困ったなと思って、どう対処するかを考えた。

1つは、α550に付属してくるソニー純正のソフトウェアを素直に使用するという方法がある。α製品には、Image Data Suiteという名前のソフトウェアが付属してきており、これを使って管理およびRAWデータの編集をきちんとできる。α100を買ったときには、まだMac版はなかったのだが、今ではMac版も用意されている。

ただ、これまで、写真ファイルの管理にはApertureを使ってきたので、今更、乗り換えるのも結構面倒だ。Apertureは、管理をする上では便利な機能がいくつかあるので、それを継続して使いたいという気持ちもある。Mac OSではお馴染のスマートフォルダの考え方や、元々の参照ファイルと「バージョン」と呼ばれる修正後のファイルを相互に関連づけながら、しかし別で管理できる機能などは、結構重宝する。何より、使い慣れたソフトであるという点が大きい。

そこで、ネットで、他に方法がないもんか調べてみたら、もう1つの方法があった。

それは、Adobe Digital Negative (DNG) の形式に変換する、という方法だ。DNG形式は、Adobeが開発しているいわば「RAW形式のスタンダード」であり、これには多くのカメラ・メーカーおよびソフトウェア・メーカーが対応している。

AdobeのDigital Negative のサイトからDigital Negative Converter をダウンロードしてきて、それでα550のRAW形式ファイルであるXX.ARWファイルをXX.dngというファイルに変換できる。あとは、通常通り、Apertureで読み込むだけだ。

ソニーのサイトを見ていると、どうやら新しいRAW形式(ARW2.1)には、撮影時にどういうモードを使用して撮ったのか等の付属情報がついているようだが、DNG形式にすると、当然、そういう固有の情報は消えてしまう。それでも、JPEGよりは、修正の可能性が広いはずだ。

別に、RAW形式での管理にこだわらなければ、ここまで手間をかける必要もないのだが、なんとなくの安心感のためにも、とりあえずはこの方式でしばらくはいくことになりそうだ。

本当は、Apertureが次のバージョンアップで対応してくれるのが一番手っ取り早いのだけれど・・・。

iPhotoじゃない理由

ちなみに、プロでもないのに、なんでiPhotoじゃなくてわざわざApertureなんていう高いソフトを使っているのか、と思われる方もいるかもしれない。

iPhotoは、顔認識など、独特の機能があって魅力的なことは確かなのだけれど、使い始めてみると、Apertureの管理ソフトとしての素晴らしさに気がつく。

今はどうか知らないけれど、私が使っていた頃のiPhotoは、扱う写真の枚数が多くなると非常に重くなる問題があった。なので、ライブラリがデカくなってくると、どうにも使い心地が悪い。ライブラリを切り替えることができるようにするソフトもあったが、いちいち切り替えるのも面倒だったりする。

今はiPhotoも、オリジナルのファイルはそのままの保存場所で使うのが前提みたいだが、私が使っていた当時は、どちらかというとiPhotoライブラリの中に取り込むのが前提のような作りだったので、尚更、ライブラリの肥大化は痛かった。

その点、Apertureは、大量に重い写真ファイルを使っていても、比較的軽快だ(むろん限度があるが)。しかも、「プロジェクト」というまとまり毎に、保存場所をあっちのハードディスクにしたり、こっちのハードディスクにしたりすることができたりするので、ファイルの数がどうしても多く、サイズが大きくなってしまってきても、管理が非常にやりやすい。しかも、サムネールは、Apertureのライブラリに保存されているので、たとえ、オリジナルの参照ファイルを保存している外付けハードディスクがつながれていなくても、プロジェクトやアルバムの中にどんなファイルがあるかは少なくとも確認ができる。

そして、JPEGとRAWのファイルを関連付けて、同一の写真として管理することもできる。

こうした機能はiPhotoにはない(はず)。最近は使ってないからよく知らないけど。

反面、iPhotoの方が優れている(面白い)のは、顔認識の機能やgeotag、FacebookFlickrへのエキスポートのしやすさであろうか。Apertureでは、これらの機能は、別途、フリーウェアやシェアウェアプラグインで追加しないといけないので、やや面倒な部分もある。また、日本国内でよく使われているフォト蔵については、そもそもAperture用のプラグインは(私の知る限りでは)開発されていない。

このように長所短所があるので、一概にオススメできるわけではないのだけど、大量の写真ファイルを扱うのであれば、一眼レフ・ユーザーじゃなくても、1つの選択肢としての検討価値はあるソフトだと思う。

他にもMacで使えるソフトとしては、Adobe Photoshop Lightroom などがあるが、こちらは試したことがないので分からない。

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