2008-01-01から1年間の記事一覧
年の瀬 気がつけば今年ももう終わり。今年を振り返ってみると、ブログを書いた日数が、今日を入れないで30日くらいしかない。「毎日欠かさず」とは言わないまでも、もう少し高い頻度で書かないと。せっかく、奇特な方がオススメしてくれているのに・・・。今…
もう既に「今更」な感があるが、やっぱり歴史的な出来事なので、一言かいておきたい。他国の大統領選挙にこれほど心動かされるのもなんか癪に障るものがあるが、演説をネットで見たら素直に感動してしまった。 敗軍の将としてのマケイン 特に、マケイン氏の…
UNFCCC事務局主催で、CDMの関するフォトコンテストが行なわれるようだ。どうやら、CDMプロジェクトが行われている現場で、CDMが人々の生活を改善していることがわかるような写真を撮って応募する、という主旨のものらしい。受賞作品は今度のポーランド・ポズ…
昨晩、福田前総理の時に設置された「地球温暖化問題に関する懇談会」が開催され、排出量取引制度の試行的実施と日本の温室効果ガス削減に関する中期目標についてちょっとだけ議論がされたようだ。後者については、どうやら中期目標検討委員会というのが設置…
政府の温暖化対策については、しばらくあんまり表面上動きがなかったのだけれど、最近、審議会やらパブコメやらが少し相次いでいるので、まとめて紹介しておこうと思う。まず、このブログでも何回か触れているが、10月から排出量取引制度の施行的実施が開始…
福田総理が突然辞任した。新聞やテレビでの反応をみていると、内閣改造・臨時国会召集後の突然の投げ出しに対して憤りを感じている人が多いようだ。私は「この時期に辞めちゃうのか」という半ば驚きとある種のあきらめ感をともなった不思議な気持ちにさせら…
先週の21日から、ガーナのアクラにおいて国連気候変動会議が開催されている。正確には、第3回目のAd hoc Working Group on Long-term Cooperative Action (AWG-LCA)と、第6回目(の前半)のAd hoc Working Group on further Commitments for Annex I Parties…
やらなきゃいけない原稿がうまく進まないので、現実逃避にまたiPhoneについて適当に書いてみる。iPhoneを使うようになってしばらくたつが、やってみたかったことの一つに、通勤途中でのメモ書きがある。私は、毎日片道1時間半の電車通勤なのだけれど、その間…
裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)作者: 山口絵理子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/09/22メディア: 単行本購入: 24人 クリック: 361回この商品を含むブログ (152件) を見る「うわーこの人のすげーな」というのがこの本を読んでまず…
先週の日曜日、川崎の某所を歩いていたら、家電量販店のiPhoneのコーナーで「売り切れました」の張り紙がとれているのを見かけた。その前の週に見たときにはそういう張り紙があって、「まだ当分かかるな。これは」と思っていたので、ちょっと意外に思い、「…
この前、遅ればせながら書いたばっかりだったのだが、ランディ・パウシュ教授がなくなったそうだ。 Randy Pauschカーネギーメロン大CS学科教授逝く(享年47)(TechCrunch Japanese)
本当は前回のサミット評価の続きを書こうと思っていたのだけれど、それは明日に回して、今回は時事ネタをとりあげようと思う。やっぱりこういうのはそれが出た早い段階で、少し考えておくのがよいだろうし。今朝の新聞各紙(朝日、読売、毎日、日経)で、先…
もう2週間前になる(!)が、7月7日〜9日に、北海道洞爺湖において主要先進国8ヶ国による会合、G8が開催された。その結果について、今回から2〜3回に分けてコメントしてみたい。 朝日新聞の世論調査 まず、先日、読んでいて気になったのが朝日新聞による世論…
下の写真を見ていただければ分かるが、真っ黒い表紙に赤字でこのタイトルである。パッと見で目を引くのは良いのだが、最初、これは「トンデモ本」ではないかと疑ってしまった。おそらく、同じように敬遠してしまった人も多いのではないであろうか。「温暖化…
ちょっと前に本屋で見かけて手に取って読んでみた。アメリカでかなり話題になったらしいのだけど、本屋で見かけるまで寡聞にして知らなかった。最後の授業 ぼくの命があるうちに作者: ランディパウシュ,ジェフリーザスロー,矢羽野薫出版社/メーカー: 武田ラ…
普段、理想論を語りがちなNGOで働く人間でさえ、「うむむ。ちょっと大胆すぎないか」って思う。 でも、そういうことを大きく言うのが、広義の「政治」世界で活躍するビジョナリーな人の役割であるとも同時に思ったりする。 つまるところ、できるかできないか…
梅雨に入り、夏がいよいよ近づくにつれ、街行く人たちの服装も夏向けのものになりつつある。私も、外向きの仕事がないときは、ジーンズ+Tシャツ+スニーカーという感じで通勤している。服装がラクでよいのは、NGOに勤めていて良かったと思うことの1つだ。夏…
9日月曜日、福田総理がG8へ向けての方針、通称「福田ビジョン」を発表した。正式なタイトルは、“「低炭素社会・日本」をめざして”で、日本記者クラブにおいて、総理自身のスピーチという形で発表された。いつだったか忘れたが、町村官房長官が日本の長期目標…
最近とても気に入っている写真家で梅佳代という人がいる。彼女が最初に写真集『うめめ』を出したのは2年前で、写真集としてはかなり売れ、しかも作家で言えば芥川賞にあたる木村伊兵衛も受賞しているということで、別に今更私が話題にするまでもなく有名な写…
マジメに気候変動のことを書こうとすると、長くなって途中で挫折するので、短く適当なことを書いてみる。と思ったら、そんな自分を見事に解説している本に出会った。B型自分の説明書作者: Jamais Jamais出版社/メーカー: 文芸社発売日: 2007/09/01メディア: …
昨日の朝日新聞朝刊のトップに、「政府、温室効果ガス60〜80%削減案 50年時点で」という記事が出ていた。なんでも、町村官房長官が、10日に行われた講演の中で、日本が長期(2050年)の目標について述べる可能性について言及したらしい。日本政府は、…
ゴールデン・ウィーク中に、なんとはなしにネットサーフィンをしていたら、ボストン大学大学院時代の恩師Adil Najam教授がブログを開設していたのを発見した。 All Things Pakistan Najam教授はいろんな分野を研究されているが、ブログは基本的に彼の母国で…
先月は海外出張続きだった。前半は国連会議と内部の会議のためにバンコクに、後半は政府関係の出張でヨーロッパとアメリカに行っていた。 その時のこともほんとはここに書ければよかったのだけれど、色々と微妙なので書くのを控えたら結局何も書かないでここ…
2月は中旬までとても忙しかった後遺症で、気がつけば1回しか更新していなかった。ちょっと気を抜けばあっという間に時間が経ってしまう。世間では、ここ1ヶ月ほどの間に気候変動政策をめぐる分野で色々な動きがあった。特に排出量取引制度に関する分野では、…
ここんとこ本当に忙しくて、今時分が抱えている仕事の全体像すら見失いかけている。さらに良くないのは、疲れているので、集中力や注意力も低下していて、どこかで壮大なミスをしでかしそうな感じであること。なんとか、今月中旬を乗り切らんと。まあ、そん…
先日、Netscapeの開発が終了になったというニュースを読んだときも時代の流れというやつを感じたが、今回はそれにも輪をかけてびっくりした。28日、エルゴソフトが、egwordやegbridgeのパッケージソフト事業から撤退するということが発表になったのだ。私は…
ネットを俳諧していたら、Macの目覚ましソフトを見つけた。 Awaken 3.1.7 さすがに電源は入っていないとダメみたいだが、Macがスリープの状態から起きてくれるし、iTunesの曲が使えるのはよさげだ。あと、Apple Remoteで操作もできるみたいだ。試しに使って…
前回も書いたが、日本時間の26日19:30(正確にはちょっと過ぎていたが)ダボス会議(世界経済フォーラム)で、福田総理がスピーチを行なった。福田総理は、スピーチに先立ち、BBCのインタビューに答えたり、Financial Timesに寄稿したりしていた。ダボス会議…