今日のFT:エルピーダ・メモリ

FTの名物コラムであるLEXがエルピーダについて取り上げていた。

DRAM業界全体の設備過剰気味の傾向に改めて警鐘を鳴らすとともに、エルピーダそのものの今後については、業界2位と3位の韓国Hynixと米国Micronで分割するのがよいだろうと述べている。1位のサムソンに対して、今以上の助けはいらないから、競争がある方が業界全体にとってはよい、とのこと。

ただ、本当に業界自体の設備過剰が問題なら、エルピーダの設備そのものをどうするかが問題になるのではなかろうか。特許などはともかくとしても。

この業界に特段に興味があるわけでもないのだけれど、日本が得意だった産業が苦杯をなめる状況の象徴的な分野として、やや印象的だったので、今回改めてFTがこうして淡々と取り上げてるのが気になった。