ウユニ塩原

何の気なしに見ていたテレビの、「ワンダー×ワンダー」という番組で、ボリビアのウユニ塩原という場所について取り上げていた*1

ちょうど昨日のエントリーで、ボリビアについて全然違う文脈で取り上げたところだったので、「おっ」と思って見ていたのだけれど、その現実とは思えないような奇麗な風景にちょっと感動してしまった。世の中、まだまだ私の知らない凄い場所があるもんだ。

ウユニ塩原は、アンデス山脈に左右に囲まれた特殊な地形にある場所で、その地形ゆえ、雨によって流された塩分が堆積して、塩の大地を形成している。最初映像を見たときは、雪が降り積もった真っ平らな野原に見えたのだけれど、それが全部塩だというのだから驚きだ。

それだけでも十分凄いのだが、それがもっと凄くなるのが、雨が降った後で、塩の大地の上に溜まった水が、巨大な水たまりになり、地面全体が鏡のようになる。そして、それが空を移し出すので、まるで天空の境目のような風景になる。

以下に動画で紹介されている。

こんな場所を自分の国に持っているのであれば、それは「パチャマンマ」(母なる大地)と言いたくもなるなあと、妙に納得してしまった。

番組で実際にここに行った中山エミリが、星空が写っているのを見たときには感動で泣きそうになってたが、本当にこの風景を生で見たらそうなるだろうなと思った。

あと、どうでもいいことかもしれないが、こんな場所で撮影をすると、カメラやビデオカメラがひどいことになるんではないかという気がした。フィルターは使い捨てが必要かもなあ。